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2021/01/31 23:03
- ここがポイント
- 1 ダイヤモンド原石の中でも希少! 数十億年前の姿をとどめる「ソーヤブル」に触れる楽しみ
- 2 自分時間に浸る「愛でるダイヤモンド」。この新しい趣味にハマる“鑑定男子”急増中!
- 3 ダイヤモンドは手が届かない? 「地球の奇跡を感じる」男ダイヤモンドプロジェクトスタート
【楽しみ方1】原石を愛でる
鑑賞のポイント
神秘の結晶「ソーヤブル原石」。この美しい正八面体は、地球が生んだダイヤモンドの姿そのものです。
まずは肉眼で、次にルーペを使って形を鑑賞してみてください。その造形美は、悠久の歴史と奇跡が刻まれたロマンの結晶なのです。
マッハ1.8の音速で地上へと向かうダイヤモンドに容赦なく襲ってくるマグマの高温。ほとんどは石墨になったり変形してしまいますが、ソーヤブルはかろうじて形を保ち残った奇跡の結晶です。
ソーヤブルの表面には、その際の溶解模様が見られます。中でも「トライゴン」と呼ばれる逆三角形の模様はとても貴重で神秘的です。
◆男心をくすぐる「ダイヤモンドトリビア」
「トライゴン」という言葉を聞くだけでも、ワクワクしてきませんか?
この「トライゴン」という逆三角形は、マグマの熱によって炭素が溶けた跡。ダイヤモンドが地下150km以下から超音速で上昇していく際に、高温に耐え切れず原石の一部が溶けた時の模様です。
この時、奇跡的な条件下で本来の形のまま残ったのがソーヤブルですが、さらに数々の条件が重なって逆三角形として残った溶解跡が「トライゴン」です。
みなさんのリターンには、トライゴンが見えるでしょうか?もし見えたらラッキーですね!
マントルの中で結晶されるダイヤモンドには、炭素が結合する際の内包物が存在します。
カーボンと呼ばれる黒い点からクリスタルと呼ばれる原石の中の原石など、ルーペを使って覗いてみると、数十億年の時を超えた地球の産物に出逢えるのです。
さらにポイントとして
また、ブラックライトをつかって蛍光性を判定することも鑑賞する楽しみのひとつ。蛍光性が強ければ、輝きが弱く濁って見えることがあるんです。
ご自身の原石どのように見えるか、ぜひ試してみてください!